海未「私の後輩は天使」 [無断転載禁止]©2ch.net

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
花陽「おはようっ!海未ちゃん!」

海未「おはようございます、花陽。朝から元気ですね」

花陽「明日の新しい衣装の撮影、私と海未ちゃんなんだって」

花陽「だから今日は衣装合わせをするんだって」

海未「衣装合わせは聞いてましたが花陽と撮影とは知りませんでした」

花陽「えへへ…海未ちゃんと二人って久しぶりかも」

海未「考えてみれば、二人で活動というのはあまり無かったかもしれませんね」

花陽「そうだね」

花陽「アイドルの活動じゃないけど、初めて二人になったのは穂乃果ちゃんの家かな?」

海未「あ…あの事はもう忘れてください…」

花陽「でも、あの時の海未ちゃんかわいかったよ?」

海未「なっ…///」

海未「花陽!あまり変な事を言わないでください!」

花陽「ごめんね、海未ちゃん」

花陽「でも、印象的だったから覚えてるの」

海未「印象的…ですか?」

花陽「1年生の間では、弓道部の園田先輩は真面目なかっこいい先輩で有名だったから」

花陽「そんな海未ちゃんが、アイドル始めたことも、ポージングの練習してる事も意外で」

花陽「ちょっとびっくりしちゃったから覚えてるのかな?」

花陽「海未ちゃんと雪穂ちゃんに囲まれて怖かったって事もあるけど」アハハ

海未「花陽…」

海未「私は一年生の間で有名だったのですか?」

花陽「うん。海未ちゃんにお手紙渡したって子もいたみたいで…」

海未「そんな事まで…」

花陽「私達、一クラスしかないから噂話はすぐ広まるんだ」

海未「…来年は新入生をもっと獲得しなければいけませんね」

花陽「あはは…」

花陽「でも、そんな一面を知ってるのは花陽がアイドルを始めたおかげかも」

花陽「ってそろそろ教室行かないと!海未ちゃん放課後にね!」

海未「はい、また後で」

海未(花陽は初めて会った時から随分変わりましたね)クスッ

海未(引っ込み思案で大人しい後輩だと思っていましたが)

海未(アイドルを始めてから明るくなったように思います)

海未(私はアイドルを始めてから、何か変わったのでしょうか…?)

海未(相変わらず、穂乃果とことりに振り回される毎日が続いてるような…)

海未(それはそれでいいのかもしれませんね)

海未(変わる事も大切ですが、変わらない物があるというのもいいことだと思いますし)

海未(ただ…アイドルの衣装だけはこの先ずっと慣れる事は無いと思います…)

ことり「海未ちゃん、今回の衣装のテーマは天使ですっ!」

海未「天使ですか?」

ことり「とりあえず着てみて貰えるかな?撮影は明日だから細かい所直したいし」

海未「わ…分かりました…」

海未(はあ…脚を出すのは慣れませんが、いつまでもそのような事を言ってるわけにはいきませんし)

ことり「海未ちゃん…?」

海未「分かりました。それでは着替えてきますね」

海未「天使といえば、キューピットでしょうか?」

海未「愛の矢を放って、恋愛を成就させるという…」

海未「…今なら誰も見ていませんよね」

海未「…」

海未「ふふっ、なかなかいいですね。これで誰かの恋が叶うのでしょうか?」

花陽「今回の衣装もかわいい……な……」

海未「恋の事は良く分かりませんが、私もキューピットになれた……気分です…」

花陽「…」

海未「…」

花陽「海未ちゃん…花陽は何も見てないよ…」

海未「…」

海未「花陽、私はこの翼で空を飛ぶことが出来たらいいなと思っています」

花陽「えっ?」

海未「だから、止めないでください」

花陽「ええっ!?海未ちゃん早まっちゃダメ!」

花陽「ふぅ…海未ちゃん落ち着いた?」

海未「…はい」

花陽「もうあんなことしちゃダメだよ」

海未「すみません…」

花陽「でも、また見ちゃったね」クスッ

海未「ううっ…」

花陽「海未ちゃん、本当の天使さんみたいでかわいいなあ」

海未「そんな事ありません…」

花陽「さっきの弓を打つポーズはキューピットさんみたいでかわいかったよ」

海未「そ…その事は忘れてください…///」

花陽「ふふっ、頑張るね」

海未「全く…最近、花陽がことりに似てきたような気がします」

花陽「ことりちゃんとは一緒に曲を歌ったり、衣装作りのお手伝いをしてるからかな」

海未「困ったものです…本当に…」

花陽「ごめんね、海未ちゃん」

花陽「あっ、花陽もそろそろ着替えないと」

海未「分かりました…」

花陽「ど…どうかな?似合ってる?」

海未「…」

花陽「う…海未ちゃん…?」

海未「あ…その…いえ…」

花陽「花陽には天使さんの衣装なんて似合わないよね…」

海未「そんな事ありません!」

花陽「!?」

海未「あ…すみません…大きい声を出して…」

花陽「花陽は大丈夫だけど…」

海未「その…本物の天使のようで…とても似合っていると思います…」

花陽「本当…?」

海未「はい…」

花陽「えへへ…海未ちゃんにそういってもらえると嬉しいな…」

海未「そうですか…?」

花陽「うん。だって最初に海未ちゃんを見た時、天使さんだって思ったから」

花陽「花陽も海未ちゃんみたいになれたのかなって思ったの…」

花陽「だから嬉しくて…つい…///」

花陽・海未「…///」

うみぱないいぞ

海未(あの…なんだか気まずいといいますか…恥ずかしくなってきました…)

海未(しかし…花陽が天使の様に見えたのは事実で…)

海未(見れば見るほど…なんといいますか…か…かわいい…です…)

海未(愛らしい天使のようで、本物のキューピットとは花陽のような人なのですね)

海未(そ…それに…胸元があそこまで空いて…///)

花陽「あ…あの…海未ちゃん…?」

海未「は…はい!」

花陽「あまり、胸元ばかり見られると恥ずかしいかな…///」

海未「す…すみません…///」

花陽「う…うん…///」

海未(わ…私は何を…///)

ことり「二人とも着替えおわ…った?」

花陽・海未「…///」

ことり「見つめあってどうしたの?」

海未「な…何でもありませんよ!」

花陽「う…うん!何でもないの!」

ことり「そ…そう?ならいいけど…」

ことり「二人とも本物の天使さんみたいでかわいい♪」

海未「そ…そうですか…///」

花陽「あ…ありがとう…///」

ことり「…?」

ことり「サイズは問題なさそう?」

海未「大丈夫ですね」

花陽「私も大丈夫かな?」

ことり「良かった♪でも…」

海未「どうかしましたか?」

ことり「何かが足りないような…」

ことり「この後二人は時間ある?」

海未「私は大丈夫ですが」

花陽「私も大丈夫だよ?」

ことり「それじゃあ、二人で選んできてもらってもいいかな?」

海未「二人でですか?ことりも一緒に来ては…」

ことり「本当はことりも行きたいんだけど、これから用事があって」

ことり「だから二人で選んできてね?」

花陽「どんなものを選べばいいの?」

ことり「衣装に合った髪飾りがいいかな…」

海未「む…難しいですね…」

ことり「今、二人で衣装見せあいっこしたんだし、お互いに似合うと思ったものを選べばいいと思うよっ!」

海未「分かりました」

花陽「頑張ってみるね!」

ことり「そろそろ、ことり行かなくちゃ!ごめんね二人とも」

海未「ええ、用事があるなら急いだほうが良いと思うので」

花陽「お疲れ様、ことりちゃん」

海未・花陽「…」

海未・花陽「あ…あの!」

花陽「う…海未ちゃんからでいいよ…」

海未「と…とりあえず着替えて行きましょうか…」

花陽「そうだね…」

海未(な…なんでしょう…この気まずい空気は…)

海未(どちらかといえば、花陽といる時は気持ちが安らぐというか、落ち着くことが多いのですが…)

海未(今は一緒にいるだけで、そわそわして全く落ち着きません…)

海未(それに、花陽と二人っきりという事を考えただけで…)

海未(…///)

海未(私は一体どうしてしまったのでしょうか…)

海未(はあ…全く意味が分かりません…)

海未「は…花陽、そろそろ行きましょうか」

花陽「う…うん…」

海未・花陽「…」

海未(元々私達は口数が多い方ではないと思いますが…)

海未(この沈黙は…変に気まずいです…)

28名無しで叶える物語(おいしい水)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 01:00:39.50ID:HIEc3qvJ
うみぱなええぞ

海未「ことりからメール…?」

海未「おすすめのお店一覧をリストアップしてくれたみたいですね」

花陽「それじゃあ、順番通りに行く?」

海未「そうしましょうか」

海未「まずはこのお店ですね」

花陽「ううっ…」

海未「どうしましたか?」

花陽「なんだか花陽にはハードルが高いような…」

海未「ことりが好きそうないかにも女の子らしいお店ですもんね…」

花陽「う…海未ちゃんは平気なの?」

海未「昔からこういう店に何度も付き合わされたので慣れました」

花陽「あはは…ことりちゃんらしいね…」

海未「ですが大丈夫です」

花陽「?」

海未「花陽もとても女の子らしくて、こういうお店も似合っていると思いますよ」

花陽「う…海未ちゃん…///」

海未「あっ…い…いえ…変な意味ではないんですよ?」

海未「ただ…先ほどの衣装の印象がとても残っていて…天使のような花陽を見てしまうと…その…」

花陽「…っ/////」

海未(ああ…これ以上口を開くと余計な事しか言わないような気がします…)

海未「あ…あの…とりあえず中に…」

花陽「う…うん…///」

海未「各自で自由に回ってお互いに選ぶというのはどうでしょうか?」

花陽「それでいいよ」

海未「それでは…10分後に」

花陽「うん」

海未(これ以上花陽といると何を言ってしまうのか分からないので、一度離れて頭を冷やした方がいいですよね…)

海未(頭を切り替えて衣装に合う小物を選びましょうか)

海未(先ほどの花陽は…///)

海未(ああ…またです…この調子では頭を冷やすどころか…)

海未(一度深呼吸して考え直しましょう…)

海未(あ…これ…いいですね…私達の衣装にもピッタリだと思います)

海未(なによりも…花陽にとても似合うかと…)

海未(どう考えても…頭の中が花陽の事でいっぱいになってしまいます…)

海未(…そろそろ時間ですね)

海未「花陽、何かいいものは見つかりましたか?」

花陽「うん…この髪飾り、海未ちゃんにとても似合うと思うんだ…///」

花陽「青のリボンもついてて海未ちゃんのイメージカラーとも合ってるし…」

海未「あっ…」

花陽「気に入らなかった…?それじゃあ別の物を…」

海未「そ…その…これ…」

花陽「あ…色違いの…緑のリボンが付いた…」

海未「この髪飾りは花陽にとても似合うかと思って…」

花陽「あ…ありがとう…///」

海未「…///」

海未「これで決まり…でいいですね…」

花陽「うん…」

海未(まさか…お揃いの物を選ぶとは思いませんでしたが…)

海未(ふふっ…なんだか思いが通じ合ってるようで嬉しいです)

海未(ですが…この買い物が終わってしまうと…今日はお別れ…ですよね…)

海未(花陽とはまた会えるのに…何故こんなにも寂しいのでしょうか…)

花陽「あのね…海未ちゃん…」

海未「どうしました?」

花陽「買い物、おわっちゃったね…」

海未「そうですね…」

花陽「海未ちゃんが良かったら、このあと…ご飯食べに行かない?」

海未「…!」

花陽「ご…ごめんね…お家の人が用意してるよね…」

海未「行きますよ」

花陽「えっ?」

海未「せっかくの花陽のお誘いですから」

花陽「よ…良かったぁ…それじゃあ…」

海未(はぁ…花陽のお誘いに乗るのではなく…本当は私から誘いたかったのですが…)

海未(一緒にいることが出来るので、今はそれでよしとしておきましょう)フフッ

花陽「海未ちゃんって確かチャーハンが好きだよね」

海未「ええ」

花陽「おいしいチャーハンのお店知ってるから一緒に行かない?」

海未「分かりました。それでは行きましょう!」

花陽「う…うん!」

海未(こうして二人でお揃いの物を買ってお互いの好きな物を食べる…デートみたいです)ボソッ

花陽「えっ!?で…デート…///」

海未「えっ…あっ…その…///」

花陽「ち…違うよね?花陽が聞き間違えただけで…デートじゃないよね…?」

海未「…///」

花陽「ご…ごめんね?変な事言って…」

海未「い…いえ…こちらこそ…すみません…///」

花陽「えへへ…海未ちゃんとデート…」ボソッ

海未(こ…心なしか花陽が嬉しそうに見えるのは…気のせいですよね…?)

海未(私は…何を期待しているのでしょうか…)

花陽「着きました!」

海未「おお…確かに美味しそうです…」

花陽「でしょ?冷めないうちに食べよ?」

海未「それでは、いただきます」

花陽「いただきます!」

海未「この味は…花陽?」

花陽「…」

花陽「う〜〜ん!!やっぱりここのチャーハンはお米の良さをうまく生かしてて美味しいですっ!!!」

花陽「はぁ…幸せ…」

海未「…っ」ドキッ

海未(ああ…分かりました……いや、ずっと気が付かなかったふりをしていたのかもしれません…)

海未(私は、素敵な笑顔を見せる、天使のようなこの後輩の事が…)

花陽「どうしたの?」

海未「いえ、とても美味しいですよ」ニコッ

花陽「だよねっ!本当に幸せ…」

海未(もうご飯の味など分かりません…私はあなたの事で頭がいっぱいですから…)

海未(それに、この気持ちを抑えることなどできません……)

花陽「ふぅ…美味しかった」

海未「そうですね」

海未「花陽、大事な話があるので少し歩きながらいいですか?」

花陽「大事な話…?」

海未「ええ、とても大切です」

海未(皮肉な話ですね。恋の矢は先ほど放ってしまったので無くなってしまいましたが)

海未(あれは、人間同士の恋を叶えるための物なので、花陽のような天使を相手にするには恋の矢など不要ですね)

海未(と強がってはみましたが…正直怖い気持ちの方が強いですね…)

海未(ですが、私は素直に想いを伝えようと思います)

47名無しで叶える物語(笑)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 01:13:46.68ID:SK7A1COa
うみぱなは珍しいな

花陽、聞いてください

は…はいっ!

私はあなたの事が…

………

……




???「おめでとう♪海未ちゃん♪かよちゃん♪」


おわり

素晴らしいうみぱな 最高です乙

うみぱなは可能性

51名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 01:40:47.48ID:rlhXTsVs
素晴らしい
素晴らしい

52名無しで叶える物語(神都グランドカナン)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 01:52:34.90ID:MJJAH4Jr
うみぱなは聖域

53名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 01:56:54.64ID:vvWLC/j2
初めて見たが…大いにありだな

ほううみぱなですか
大したものですね

55名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 03:42:14.71ID:YfSTPGa1
うみぱなは非常に!非常に!いいぞ!

(親指を立てて)グッ

57花陽のほっぺは(たこやき)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 08:15:33.24ID:Gdd3Lbme
初々しくて不器用な2人が歩み寄る…
うみぱなってこんなに素晴らしいものだったんだな…

58名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止2017/01/10(火) 09:42:15.19ID:AG4CHJr5

スクフェスのホワイトデー編のイメージかな?

いいぞ!

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています